ちょっとした悩みです。
「子供の動画撮影に何を使うか」という話です。
子供の写真撮影
我が家では写真撮影には、スマホ、もしくはSONYのRX100Ⅶ+シューティンググリップGP-VPT2BT(Bluetooth接続)の組み合わせを使っています。高級コンデジは結構な支出でしたが、デジカメが趣味ということもあり、高くてもこれはこれで満足なのです。なぜならブログ執筆にも使っているから(割合はどっちが多いかは。。。)
高級コンデジはさすがに価格に裏打ちされているように画質も綺麗です。また、Blog用途と並行して使っている関係上、撮影したい時にバッテリーがないなんて事も無いのが1番のメリットかもしれません。
そういった意味では、常に使えるスマホは写真撮影においては非常に使い勝手が良いということになります。
子供の動画撮影
で、子供の動画撮影についても、同様にRX100Ⅶ+シューティンググリップGP-VPT2BTでこなしてしまえばなんら問題ないのですが、動く被写体を追う時の手ブレと安定感のなさが気になります。
ここで、ハンディーカムを買いたくなる気持ちもあるのですが、幼稚園に入ってからなのではないかという気持ちになりグッと踏みとどまります(我ながらエラい)。
そして、アクションカメラならいいのでは?という謎の思いつきをしてしまったわけです。
アクションカメラ、どれが良いのか問題
個人的な見立てですがアクションカメラ業界において有名なポジションにあるのは、GoProになるのではないでしょうか。
ただ、GoProは起動が遅い(個人的な感想、登場初期の印象として。。。)というのがものすごく印象的で、車やバイクのレース、スキーなどのスポーツなど準備万端で撮影開始するタイプのものには抜群に良い(特に耐衝撃性など)のですが、「日常の瞬間を抑えたい子供の撮影」においては、どうしても起動の遅さという点が気になります。
また、マイクなどの具合も気になるので、下手な中華製品にするよりは有名どころを抑えておくべきなのではという気持ちもあり、2つに絞られました。
GoPro
まずは有名な方のGoProからざっと書いてみます。
良いところ
- 耐衝撃性に強い(稼働部が露出していない)
- 光学式のブレ補正ではないので壊れにくい(ブレ補正が映像処理による補正)
いまいちなところ
- ON・OFFボタンは3秒長押し
これは意外と長いです。。。 - 画面が小さい
DJIも同じですね - ブレ補正によって画角が変わる(ブレ補正が映像処理による補正)
映像処理の都合上、1番中心側によった位置で映像端が固定されるので仕方ない - 熱暴走の報告が多い(特に4K撮影、長時間撮影の場合)
どんな環境で使っているの?と思うかもしれないが、意外と発熱するので仕方ない。。。バッテリーの発熱と映像処理時の熱が出るので消費電力は多い=発熱も多い。
DJI Pocket 2
次はDJI Pocket 2です。
良いところ
- ActiveTrack(実績のある3軸モーター式ジンバル)
モーター駆動なので追尾ができるのは大きなメリット - 小型
デジカメと併用することを想定すると小型は正義です - 1秒で起動する
即起動できるのも良い点。子供は待ってくれませんので、撮りたい瞬間を抑えるのには起動から撮影まで早い方がいいのです。
いまいちなところ
- 2022年下半期に新型が出る
これ、地味に気になっている点です。おそらく広角レンズ搭載なのではないかと思っているので、子供の撮影には使いやすくなるのではないかと思っています。 - バッテリーの持ちが短め
連続撮影時間は140分(1080p/24fpsでの動画撮影時のラボ環境下での測定値とのこと)。こちらはコンパクトな本体とのトレードオフですので仕方ありません。 - 可動部が構造的に弱い
耐衝撃性はあまりないと思うべきでしょう。子供に掴まれたり、落としたりすると壊れるリスクは大きいです。
DJI Pocket3はいつ出るか
さて、DJIの次世代機の発売、発表は2022年下半期(11月ごろ)と言われています。DJIは中国系の企業だからかリーク情報はあまりないらしいですが、Pocket3でアップグレードされる点は
- 画角拡大(広角レンズ搭載)
- バッテリー交換式
- ワイヤレス(Wifi、Bluetooth)機能の標準搭載
などが噂されているらしいですね。
個人的には、画角が拡大するのは良いことだなと思います。Pocket2も初期モデルからはかなり拡大しているようですが、ハンディーカムとの差別化を図るには、被写体が近い環境での撮影を想定して画角拡大モデルも必要なのでは?と思っています(高倍率ズームなんてのはハンディーカムに任せればいいのです)。
ハンディーカムで広角モデルってあまり見たことないですし、どちらかというと望遠ばかりが取り立たされているので、差別化で棲み分けすればいいのでは?という気がします。
我が家の結論
今にも買ってしまいそうな自分自身の考えに冷静な判断と一旦のストップを掛けてもらうために、妻に相談しました。
その結果、DJI Pocket3を待つことにしました。
理由としては、
- 現状のRX100Ⅶ+シューティンググリップGP-VPT2BTの組み合わせで十分綺麗な動画が撮れていること
- 新製品が発売(発表?)予定の11月まで待って新しいのを買えばいいこと
という感じになりました。PCやデジカメ、スマホなどは「欲しい時が買い時」とはよく言いますが、その時々の良い物で記録を残すというのはお財布事情などで相反することもあります。
「今、動画が取れるツールがあるなら無理しなくていい、手が届く範囲で無理せずに欲しいなら買うといい」それが私たちの答えでした。
最後に
子供は、小さい時の自分の姿が映像で残っているだけでも嬉しいものです。私の場合だと、父親がminiDVのテープをメディアコンバーターで夜な夜なデジタル化してくれたので、mp4で全て残っています。アナログからデジタル化することで劣化なく残せますから安心して、暇な時に妻と(子供と)動画を視聴しています。我が子と同じ顔とか、同じ仕草とか色々と思うことがあり、なかなか興味深いものです。
昔、VHSやminiDVで映像を残す時代に当時の最新鋭かつ最高のモデル(例えば当時最新鋭のHDDやSDモデル)でとっていない理由は?というのを両親に聞くと良いのかもしれませんね。おそらくですが、「既にあるもの」もしくは「程よく入手しやすい媒体、手頃な機種」で撮影したと、返ってくるのではないでしょうか(言い過ぎました、特に何も考えていないという人がほとんどだと思います)。
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