気が早いのでチャイルドシートを出産予定が10月なのに6月に購入していました。いつ着けるのかタイミングを逃しながら、急に産まれいきなり本番という感じなったのですが、無事乗せることが出来ました。新生児を載せての運転は、いつも以上に緊張しますね。
以下、私の思い出兼簡易レビューです。
アップリカ フラディア グロウ 360°セーフティー プレミアム AB
購入したのはこちら。結構高いですが、新生児が載せれて長く使えるものということで、プレミアムモデルにしました。グレードの違いによる内容の違いは下記の表に記載しています。
アップリカ フラディア グロウ比較表
名前が似ているので、どれが何なのかよく分からないと思います。一番いいのは、比較的簡単で一番高いものになりますが、それでも若干値段差もあり、よく分からない状態になっています。
最新の安全基準であるUN規則であるR129に適合しているのは、Fladea grow 360° Safety PremiumとFladea grow 360° Safetyの2種類になります。それ以外は同じUN規則ですが昔に制定された別の規格であるR44に適合しています。ちなみにR129とR44の違いは、側面からの追突時の保護性能試験の有無が一番大きな違いです。車社会のヨーロッパではR129が基本になりつつある様です。また、R129が新しくできたからといってR44が無くなることはなく、平行して運用されるようです。
Fladea grow 360° Safety Premium | Fladea grow 360° Safety | Fladea grow ISOFIX AC | Fladea grow AC | Deaturn Plus AB | |
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固定方法 | ISOFIX | ISOFIX | ISOFIX | シートベルト | シートベルト |
安全基準 | R129 | R129 | R44 | R44 | R44 |
片手で座席が回転 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
シェード(幌) | ○ | ○ | ○ | ○ | |
レッグルーム (後向きの際、足を自由に動かせる) | ○ | ○ | ○ | ○ | |
フィットアジャスター (ワンタッチで肩ベルトとヘッドレストの調整) | ○ | ○ | ○ | ○ | |
肩パッドカバー (ワンタッチでお手入れできる) | ○ | ||||
フットシート (足を安定させる) | ○ | ||||
エキストラシェード (さらに大きなシェード) | ○ | ||||
洗えるシート | 手洗い (インナーシート除く) | 手洗い (インナーシート除く) | 手洗い | 手洗い | 手洗い |
R129とR44の違いは?
UN規則No.129は改良型幼児拘束装置に関するUN規則、つまり国連規則です。
前面衝突時には赤ちゃんが背もたれ全体で衝撃を受けるので前向きより、後向きの方が衝撃からの負担が軽減される。 ※3 旧規則(R44)では使用期間の制限が体重のみ(体重9kg)であり、月齢12カ月から前向きの使用が可能であったが、R129では、身長の制限(身長76cm以上)のみならず明確に月齢の制限が定められており、15カ月を超えるまで前向きで使用することを禁止されていることによる。
日本で販売されるチャイルドシートは国土交通省の形式指定を受けるルールなのですが、国土交通省は平成29年9月以降に新たにISOFIXチャイルドシートの型式指定を受けるものから、UN-R129への適合を義務付けるようで、R44/04に関しては、新たに型式認証をしないことになっているようです。したがってリニューアルしない製品はR44/04が存在することになりますが、新製品はR129になるということになります。
国土交通省としても安全基準としてR129が有用であり、安全性が高いという認識をしているということですね。
開封
荷姿
すっぽり覆うような箱です。しかも、重量物対応の2重段ボールなのでゴッツいです。
取り出しも段ボールが敷かれているので、それごと滑らせるように取り出しました。10kg近くあるので、下手な態勢で持ち上げると腰を痛めます。多分メーカーもそうやって取り出してほしいのか、下に段ボールが引いてあります。
各部の様子
チャイルドシートは、布とプラスチックと発泡スチロールで構成されていますが、しっかりとした作りだと思います。ここまで頑丈で10kgぐらいというのはある意味メーカーの努力の賜物なのではないでしょうか。
底面 サイド 前面 サイドシールド
各モードの確認
このチャイルドシートのリクライニングは3段階に分かれています。それによって新生児~4歳頃まで長く使える素晴らしい仕様になっています。
一番平たい 少し寝てる 起き上がってる フード付き一番平たい フード付き起き上がってる
車への取り付け
我が家の車は、トヨタのシエンタハイブリッドです。この車はISOFIX対応なので、カチッと差し込めば固定されます。
新生児対応の一番平たいモードは、ベビーカーの位置の関係上、ドア向きにしかセットできませんでした。車内向きに出来れば母親とも顔が見合わせられて良いかななんて思っていましたが、横向きにするとせり出してくるのでデカい!!コンパクトカーだからか、それともそもそもそういう設計なのか知りませんが、少なくともシエンタには横向き設置だとドア向きしか無理そうです。
写真には取り付け方法も簡単に書いていますが、このブログ見るよりも取扱説明書見ましょう!!イメージだけ参考にしてください。
シートについているISOFIXのマーク シートの奥の方に金具が見えます ガイドを差し込み設置しやすくします 差し込み出来ていないので赤 差し込み出来ているので緑 脚も床面についていれば緑 そんな感じで10分ぐらいで設置完了!!! 新生児対応の最大まで平たくしたモードは横向きしかできませんでした 受け入れ態勢
サイズ感
乗せてみたときの写真ですが、これが掲載許可が下りず。。。なので、ごめんなさい。
最後に
高い買い物でしたが、我が子の安全には代えられません。
それにしてもチャイルドシートの10kg分増えると車の燃費にも地味に効いていると思います。こういう時にハイブリットでよかったと感じます。ある一定までは、重い方が燃費上がるような気がするんですよね。回生ブレーキの効率が良くなるとかってあるのでしょうか。私がもう少し太れば。。。なんて思ったりしますが、やめておきましょう笑。
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