我が家は私が独身時代に買っていたPanasonicのプチドラムを使っていましたが、前々からドラム式だとタオルがカチカチ、と不評でした。
こちらの記事でも書いているようにドラム式洗濯機か縦型洗濯機に切り替えたので、使い心地とどっちが良かったかを記載していきます。
東芝ZABOON(AW-10SD9)
購入したのはこちらの東芝ZABOONです。家族も増えたので、思い切って10kgモデルにしました(本当は安かったからですが)。
こちらの機種は洗濯機にしては珍しくグレインブラウンの設定があるんです。家電で濃い色はあまり無いので、白よりブラウンが売れているのだとか。
そして、届いたのはこちら。我が家は洗濯機らしい色、白にしました。
新しい家電は本当にいいですね~。
今時の洗濯機らしく、ボタンはタッチパネルです。ただし、ON・OFFのボタンは安全上の理由から物理ボタンになっています。この静電容量タイプのタッチパネルというのは、静電気の量が変わるニアリー≒電気が流れると触ったことになるのです。
なので、タッチパネルのあたりが濡れている時に、ボタンは押してなくても濡れて繋がっていると部分が人の手などと接触すると電気が流れて押したことになってしまうのです。それで勝手に電源が入ってしまうのは安全上、問題ですよね。ちなみにOFFスイッチが物理ボタンなのは特に理由はなく、ONスイッチが物理ボタンだから物理ボタンなんだと思います。電源が切れて事故が起こることはありませんからね。
さて、余談が多くなってきてしまいましたが、私が思う縦型のメリットです。
ドラム式から乗り換えて思った縦型のメリット
私が感じた縦型に乗り換えたメリットです。
1.洗濯物が柔らかい
洗濯物が柔らかい。これは子育て世代にはダントツのメリットだと思います。タオルの触感が全く違います。
プチドラム時代には、10分ほど乾燥を掛けて干していましたが、それでも縦型の脱水後に負けました。パイル地のタオルはもちろんのことですが、10mois(ディモワ)のふくふくガーゼも段違いの柔らかさです。
あまり、ドラム式縦型論争の中で小さく書かれる程度のことなのですが、子供のバスタオルやガーゼなどの柔らかさが正直ここまで違うと思っていなかったので、1位にしました。少し極端ですが、このメリットだけで子育てには縦型と言えると思います。
2.子供が入り込んでの事故が少ない
ドラム式で一番怖いのが子供の閉じ込め。ドラム式の扉ってガラス製で重たい事が多く、反動を使えば簡単にしまってしまいます。しかも、一度締まるとしっかり密閉されて空きません。
我が家でもこちらの記事に書いている通り、扉にストッパーを付けて閉じ込め防止をしていましたが、つけ忘れや子供が外して遊んでしまった日には意味を成しません。
縦型は登って落ちる危険はありますが、閉じ込めの危険は基本的にありませんので、安心です。ただし、洗剤自動投入機能付きの場合、予約して使用することもあると思います。
ここで誤って子供が洗濯槽内に転落した時に予約していた洗濯機が動き始めてしまう可能性も考えられます、洗濯機は蓋を閉めないと動作しませんので、「予約している洗濯機に転落し、蓋も閉める」というコンボを決めない限り、一応、フェールセーフになっているかなと個人的には思っています。
そういった観点から、予約時のチャイルドロック機能もあると便利ですね。メーカーにはぜひ装備をお願いしたいところです。
3.洗濯機の設置スペースに対して洗濯容量が大きい
賃貸マンション住まいの方だと、ドラム式が防水パンの中に納まらないので、ドラム式をあきらめる、もしくはプチドラムから選ぶという方も多いと思います。
縦型洗濯機ならドラム式よりも設置スペースが小さいので、小さな場所でも大きな容量の洗濯機を設置できます。子供の服は小さいですが、よだれ掛けやガーゼなど毎日の洗濯物が格段に増えますので、大きいに越したことはありません。プチドラム時代は、半ば無理矢理洗濯物を詰め込んで洗濯していましたので、大きな違いに感じます。
4.洗剤自動投入モデルでも安い
今回、洗剤自動投入モデルを軸に選定しましたが、ドラム式はそもそも高い上に、洗剤自動投入モデルは最上位モデルなどでさらに高いという状況でした。
そんな中、縦型洗濯機は最上位モデルではないけれど、洗剤自動投入モデルがあり、非常に良いと思いました。ポチっとボタンを押すだけで洗濯が開始されるので、洗剤を計量する時間が短縮できます。乳児は目を離すのも怖い時期もありますから、少しの手間の短縮も我が家では有難い機能でした。
5.ホコリがしっかりと取れている
フィルターにホコリがしっかりついて取れていました。
ただ、これは、洗濯物が擦れたことによってホコリが出たのか区別できないので、何とも言えないですが、ドラム式をお持ちの方は分かると思いますが、あのガバガバなメッシュで濾すよりもホコリのキャッチ能力は高いと言えますので、排水溝の詰まりなどは縦型の方がよいと思います。
6.音が静か
東芝の洗濯機は音が静かなのが特徴のようですが、ドラム式から比較すると縦型は基本的に静かです。
脱水時のモーター音も洗濯物の偏りによる音や本体の振動も全然違いました。洗濯槽の振動制御も進化しているのでしょうか。
ドラム式から乗り換えて思った縦型のデメリット
新しい洗濯機になって気分も良いのであまりデメリットを感じないのですが、強いてあげるなら下記のようなものになるかと思います。
1.水道代が増える
まだ、水道代の請求が来ていないので何とも言えませんが、明らかに給水している時間も増えているので水道代は明らかに増えると思います。
2.乾燥機能が貧弱
ドラム式で乾燥機能を使用していたので、縦型の乾燥機能は貧弱に感じます。乾燥というより、温めて乾きやすくするというイメージでしょうか。乾燥効率に関してもドラム式のように上から下に落下させて空気を含ませて乾燥させるのと異なり、縦型は洗濯物の動きはほぼありませんから乾燥能力も劣ります。
取扱説明書
東芝のサイトからPDFで取扱説明書は読めるので載せませんが、洗剤の使用量はドラム式と異なりますから少し感覚を切り替える必要がありますね。やっぱり縦型は結構入れるな~と言う印象です。
最後に
新しい家電はやはりいいですね。今回はドラム式から縦型に変えたという実体験を基に比較してみましたが、やはりライフスタイルや求めるものによって全然結論が変わるんだなと改めて実感しました。
家電で「その機能要る?」と思うこともありましたが、少し見方が変わってきたように感じます。昔は断然ドラム式派でしたが、実際に縦型の方が柔らかく仕上がるとオススメされ、縦型に変えてみてドラム式よりも縦型の方が良かったと感じられたのは良い経験でした。いろいろな視線で物事を考えないといけないなと思った今日この頃です。この経験は子育てにも役立てていきたいと思います。
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