子どもとの移動、抱っこ紐にするか、ベビーカーにするか、そのまま抱っこしてしまうか、迷いますよね。ある程度大きくなればそのまま手を繋いで、、、という選択肢も出てきますが、小さいうちは無理です。そこで、簡単に一緒に移動できるスリングを購入してみました。
ママイト (mamaito) のダッコルト(DAKKOLT)
なんだか韓国製の物が多い子供関連製品ですが、こちらは日本製抱っこ紐です。2017年に発売開始された比較的新しい抱っこ紐です。 思ったよりも使い勝手が良く便利だったので、応援の意味も込めてメモを残します。
1:ひとりで歩き始めた1歳から4歳までのお子さんの片手抱っこをサポートします。10㎏を超えるお子さんは、両手で抱っこするのでも大変。荷物があるときやお母さんにとっては、特に強い味方です。
2:折りたたむとコンパクトになり、持ち運びの負担になりません。バッグに入れておいても負担にならない大きさなので、もしもの抱っこ時の備えとして万全です。
3:お子さんを降ろす際も、バックルを外すことで安全かつ簡単に降ろせます。一方で、バックルには外れ防止のゴムがついているので、着用時の脱落を防ぎます。
4:ひとりで簡単に装着ができます。
5:洗濯機で丸洗いできます。
バックルを外しての下すよりも紐を緩めた方が便利だったりします。そう言った意味では、バックル部分の紐固定部にストッパーなどがついていて、それを操作すると簡単に緩められる機能などがあると良いかもしれません。
子どもも特に不満もないようで、これをセットして登場すると「いよいよお出かけだ!」とウキウキなってくれるので親としても助かります。
製品詳細
しっかりした生地、縫製ですし、子どもの体重を預けられる信頼性は十分にあると思います。また、汚れても洗濯しやすいような生地になっているのでヨダレ、食べこぼし、土汚れなども気にせずガンガン使えます。
個人的にはリュックに丸めてコンパクトに入れておけるというのが気に入っています。子どもはダッコルトなしでも抱っこできますが、腕が使い物にならなくなるので、これがあるだけで心の余裕が全く違います(腕がポンコツになった場合に車の運転に支障をきたすことなども考慮なければならないので。。。)
製品仕様等
推奨最高体重:18kg
対象年齢層:12ヶ月~48ヶ月
お手入れ方法:洗濯機洗い
抱っこひも・スリング情報:腰抱っこ
対象シーズン:オールシーズン
商品の重量:160 g
軽くてコンパクト、汚れれば洗濯機で洗えるセカンドorサード抱っこ紐に最適です。
ちなみに我が家(主に私)は、最初はサード抱っこ紐として活躍してもらい、その後、ベビーカーを嫌がった時のサブとして活用しています。ホールド感はないのでこれで寝るのは少し辛いかもしれませんが、子どもも上半身は自由に動くので不満はないようですし、対象年齢も18kg、48ヶ月(4歳)までなので長く使えるのも良い点です。
類似品
この手の製品、類似品が大量にあります。
機能上の大きな違いは、「肩紐の形状」と「バックル用の安全対策の紐」ぐらいです。強いていうならば、製造国の信頼性(素材面、強度、安全性等)でしょうか。そのほか、細かなポケットの有無や袋の有無などがありますが、大きな機能の差としてはそのぐらいになります。
ザッとですが、類似品をあげてみます。
LUCIRODA(ルシロダ)
製造国:韓国
対象:12〜48ヶ月
推奨最大体重:20kg
推奨最小体重:6kg
商品重量:0.31kg
Gooseket(グスケット)
製造国:韓国
対象:12〜48ヶ月
推奨最大体重:20kg
推奨最小体重:記載なし(首が座る6ヶ月頃〜)
商品重量:0.23kg
kerätä(ケラッタ)
製造国:記載なし
対象:12〜48ヶ月
推奨最大体重:13kg
推奨最小体重:4kg
商品重量:0.48kg
ダッコルト(DAKKOLT)の作者はグスケットに真似されてるというようなこともBlogに書かれているようで、その真偽のほどは分かりませんが、確かによく似ています。(バックルの素材も同じにされてるんだとか)まあ、時系列なども一般消費者からするとよく分かりませんし、真相は謎に包まれている状態です。
個人的に見ている限りだとグスケット(GOOSEKET) は特許庁にも認められた(※)などと書かれていますが、意匠登録番号はあり(1691143号)、ただし特許番号、実用新案番号などの表記はありませんので、書いているだけの可能性もあります。
※「グスケット」は、日本特許庁にその独自性が認められ、意匠権を認定されています。幼児を安全に抱くための抱っこ紐であり、面積が小さ く、軽くて携帯しやすく且つ保管しやすく、着用に便利であることが、特許庁の審査で正式に認められております。
グスケット公式HP
ダッコルトはそもそも登録関係の表記はありませんので、おそらく権利確保はしておらず、作者が言う通りなのであれば、まだまだ甘いという感じは大いにします(韓国や中国はナチュラルにコピーして意匠登録や特許登録してきますから)。
今回は「日本」という点にフォーカスしての選定でしたので、このような書き方になっていますが、それぞれ信頼されて購入している人も多くいるのは事実ですし、大きな事故として話題になっている様子もありませんので、個人の主義主張や好みに合わせての選定で良いのでは?と思います。
最後に
ベビーカーで移動するとどうしても準備に時間が取られます。子どもをサッと抱いて公園に連れ出すというシーンではこのダッコルトは非常に役に立っています。気軽に連れ出し、気軽に抱っこして移動するという点では軽量コンパクト、信頼性のあるダッコルトは良い製品だなと思います。
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